倉金家ホームページ趣味の部屋/LinuxMintサーバー化
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WEBサーバーをつくるためにapache, php, mysql, sqlite, phpmyadmin 等々をインストールし、簡単な確認もやっておきます。
いわゆるLAMPサーバー(Linux,Apache,Mysql,Php)というごくベーシックな構成です。 インストールにはGUIインストールソフト Synaptic を使いました。 使いなれているのと関連するライブラリやソフトなどを確認しながらインストールしやすいもので。 | ||||||||||||||||||||
apache2 インストールapache2 をインストールします。
バージョンは 2.4.41-4ubuntu3.12 です。 apache2, apache2-bin, apache2-data, apache2-utils, libapr1, libaprutil1, liaprutil1-dbd-sqlite3, libaprutil1-ldap などがインストールされます。 インストール後念の為PCを再起動して(以下同様)ブラウザを立ち上げ、http://localhostで "Apache2 Ubuntu Default Page" が表示されればOKです。 | ||||||||||||||||||||
MySQL インストールMySQL をインストールします。インストール指定は mysql-server。
バージョンは 8.0.31-0ubuntu0.20.04.1 です。 mysql-server, libevent-core-2.1-7, libevent-pthreads-2.1-7, libhtml-template-perl, limecab2, mecab-ipadic, mecab-ipadic-utf8, mecab-utils, mysql-client-8.0, mysql-client-core-8.0, mysql-server-8.0, mysql-server-core-8.0 なぜかバージョン5.8のmysql-commonというのがすでに入っている。 最初に root のパスワードだけ設定しておきましょう。 kiyoshi@NEC-PC:~$ sudo mysql -u root -p [sudo] kiyoshi のパスワード: PASSWORD Enter password: (空リターン...rootパスワードはまだ空) Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. ....なんたらかんたら.... mysql> ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY 'PASSWORD'; Query OK, 0 rows affected (0.08 sec) mysql> FLUSH PRIVILEGES; Query OK, 0 rows affected (0.04 sec) mysql> exit Bye | ||||||||||||||||||||
php インストールphp をインストールします。
バージョンは、7.4.3-4ubuntu2.15 です。 php + libapache2-mod-php7.4, php-common, php7.4, php7.4-cli, php7.4-common, php7.4-json, php7.4-opcache, php7.4-readline がインストールされ、 さらに追加で php-gd + php7.4-gd, php-mbstring + libonig5, php7.4-mbstring, php-mysql + php7.4-mysql, php-sqlite3 + php7.4-sqlite3, php-xml + php7.4-xml, php-imagick + imagemagick6-common, liblqr-1-0, libmagickcore-6.q16-6, libmagickwand-6.q16-6, libmagickcore-6.q16-6-extra(追加), ttf-dejavu-core, をインストールしました(されました)。 自分でインストール指定したものにさらに依存関係で入ってくるものがあって多数になっています。 WEB表示ディレクトリ(ディフォルトで /var/www/html)にファイル phpinfo.php をつくり <?php phpinfo(); ?> と書いて http://localhost/test.php でアクセスし、phpinfoが表示されればOKです。 | ||||||||||||||||||||
phpmyadmin インストールphpmyadmin をインストールします。
バージョンは 4:4.95+dfsg1-2 です。 大量の依存パッケージが入ります。計31個。 phpmyadmin, dbconfig-common, dbconfig-mysql, icc-profiles-free, javascript-common, libjs-jquery, libjs-openlayers, libjs-sphinxdoc, libjs-underscore, php-bz2, php-curl, php-google-recaptcha, php-phpmyadmin-motranslator, php-phpmyadmin-shapefile, php-phpmyadmin-sql-parser, php-phpseclib, php-psr-cache, php-psr-container, php-psr-log, php-symfony-cache, php-symfony-cache-contracts, php-symfony-expression-language, php-symfony-service-contracts, php-symfony-var-exporter, php-tcpdf, php-twig, php-twig-extensions, php-zip, php7.4-bz2, php7.4-curl, php7.4-zip インストールの最後でWEBサーバーの種類、phpmyadmin用データベースをdbconfig-commonで設定するか、phpmyadmin用MySQLアプリケーションパスワード などを聞かれます。あとでやるのも面倒なのでデータベースを設定でパスワードを入れ、ここでやっておきます。 phpmyadminはこれでOK。 ...と思っていたら少しどじっていました。 apache2の設定はあとでじっくりやるつもりで特に設定しないままphpmyadminを入れたのですが、その後apache2の動作ユーザ:グループ(www-data:www-data)をレンタルサーバーに合わせたところ、「設定ファイルに暗号化用の非公開パスフレーズが必要」とか「$cfg(/var/lib/phpmyadmin/tmp/)にアクセスできない」などの警告が出てしまいました。 /var/lib/phpmyadminや/etc/phpmyadminの必要なファイルのユーザ:グループをapache2に合わせてOKでした。 phpmyadminはapache2とMySQLの基本設定ができてから導入するのが正解みたいです。 | ||||||||||||||||||||
SQLiteツール インストールSQLiteデータベース用のツールもインストールしておきましょう。
SQLiteデータベースはバックアップやデータ移動などの使用が主でMySQLがメインですがあって悪くはないでしょう。 phpliteadmin というのもインストールしておきます。バージョン1.9.8.2 phpliteadmin + libjs-codemirror, phpliteadmin-themes(追加) もうひとつsqlitebrowserというのもあったのでそれもインストールしておきます。 バージョン3.11.2-1build2 sqlitebrowser + libqscintilla2-qt5-15, libqscintilla2-qt5-l10n どちらが使いやすいかわからないので試してみることにします。 さらに追加。adminerというのも見つけたので試してみよう。 これは一つのソフトでいろんなデータベースを扱えるとのこと。 バージョンは4.7.6-1 adminer + libpg5, php-pgsql, php7.4-pgsql これが使えればひとつで済むのでいいかもしれない。 | ||||||||||||||||||||
バージョン比較ヘテムルサーバーとのバージョンの比較表(2023年3月5日現在)
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MySQLのバージョンが大きく違っています。これについては問題が出ないか心配です。 ==> やはり問題が出ました。後述します。 その後さらに古いパソコンにLinux Mint 21を入れて試してみた。 phpのバージョンが8.1に上がっていてSQLサーバーとの接続に少し問題が出たが修正して問題なく動いた。 | ||||||||||||||||||||
その他のソフトその他は特に特別なソフトはありませんが、テキストエディタについては作業効率に影響するのでいいのを使いたいです。
今回 Geany(ジーニーと読む?) というエディタを含む軽いプラットフォーム的なソフトを導入してみました。 プログラムエディタはとにかく使いやすいのを選びたい。もう頭もぼけてきているから複雑なのはだめ。 必要な機能が最低限しっかりあって使いやすいのを選びたい。 でもちょっと見たとこ機能多そう。年寄りが使いにくい原因の第一は余計なものがあるから。 とにかく試してみよう。 もうあまりたいしたことはやらないけど、むしろたまにやるとある程度使いやすいソフトが必要。 | ||||||||||||||||||||