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趣味の部屋/インターネットサーバー/サーバー構築メモ その2

phpMyAdmin

2010年7月28日(水) 2010年7月29日(木)更新
MySQLデータベースはたいへん便利でホームページの内容やメールの設定などに利用しています。
場合によっては直接データベースを操作するのが便利なこともあり、グラフィカルインターフェースのphpMyAdminは是非とも導入したいツールです。


ダウンロード
http://sourceforge.jp/projects/phpmyadmin/releases/ より
phpMyAdmin-3.3.4-all-languages.tar.gz をダウンロード。
(間にへんな宣伝が入っていて場所がわかりにくいですがダウンロードは下のほうにあります。)
最初最新版のphpMyAdmin-3.3.4-all-languages.tar.gz をダウンロードして動かしたら php-5.2 以上が必要だよ!と言われました。CentOS5.5 の php のバージョンを確認したら5.1.6でしたので、
phpMyAdmin-2.11.10-all-languages.tar.gz をダウンロード。

展開とセットアップ
ダウンロードしたファイルを/home/www に移し、展開します。
(私はKDEのファイルマネージャでやってしまいました。)
phpMyAdmin-3.3.4-all-languages というフォルダができます。
アクセスしやすいように名前を phpmyadmin とでも変えます。

/etc/httpd/vhosts.conf に以下を記述し、サーバー本体以外からのアクセスを禁止
<Directory /home/www/phpmyadmin>
  Order allow,deny
  Allow from 127.0.0.1
</Directory>

phpmyadminの中のDokumentation.html をブラウザで開き、読んだつもりになって参考にします。

php-mcript を是非インストールしなさいと書いてあるようなので、インストール。libmcript が依存関係で同時にインストールされました。

さて、今度は端末を開き、まずphpmyadmin ディレクトリに入ります。
#cd /home/www/phpmyadmin
サンプルの設定ファイルを設定ファイルの元としてコピー。
#cp config.sample.inc.php config.inc.php
config ディレクトリを作成。
#mkdir config
#chmod o+rw config
設定用元ファイルをコピー。
#cp config.inc.php config/
#chmod o+w config/config.inc.php

これでセットアップスクリプトを起動する準備ができました。
ブラウザでセットアップスクリプト http://localhost/phpmyadmin/scripts/setup.php を開きます。
phpMyAdmin .... Setup 画面が表示されます。
Servers ⇒ Add でサーバー設定画面を開き、
Authentication type: cookie
これだけ変更したら、
Actions: Add
さらに
Configration の Save をクリック。
Configration ⇒ Display で設定内容を確認。

あとは、出来上がった設定ファイル config/config.inc.php を上のphpmyadmin フォルダに移動してもいいし、この中の設定項目をphpmyadmin/config.inc.php に追記または書き換えしてもいいようです。私は後のほうでやりました。もとの config.inc.php にはマニュアル設定の情報なども書いてあったので残しておきたかっただけなのですが。

完了したら config ディレクトリを削除。

さっそく使ってみる
ブラウザで http://localhost/phpmyadmin/ を開きますと、ユーザ、パスワードの入力画面が表示されます。
ユーザ root、パスワードに mysql に登録したパスワードを打ち込みログイン。

test データベースを削除します。
mysql データベースを開いて user テーブルのパスワードのないアカウント(テスト用?)の登録されているデータを削除します。

他にはまだデータベースがありません。これにていちおうphpMyAdminの導入と設定は完了。

暑いのでしばらくお休み。