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2016年日記 |
2016年3月2日 開始 | めったなことで更新はありません |
我と、わが家族の生きた証しを永遠に記録すべく、 ここに倉金家ホームページを立ち上げるものなり。 などとたいそうなことを申しておりますが、実はただ単に ホームページ遊びをしてるだけなんでございます。はい。 |
12月18日(日) 薩埵峠の富士
かの有名な広重さんの「東海道五十三次 由比」そのままのすばらしい景色でした。
→お散歩日記 薩埵峠
11月12日(土) 今年も干し柿
去年は雨が多くあまりうまくできなかったが今年はどうかな。
干し柿の甘さというのは甘すぎずそれでいて充分に甘く、実にバランスのとれた甘さだと思う。
食べ飽きるということがない。糖分の種類か質のちがいなのだろうか。
これでお茶をいただくと最高においしい。
30個ほど物干し竿に下げた。うまくできるといいな。
10月25日(火) 菊が咲いた
菊を植えているなどと言うといかにも風流なようだが実はこれ食用菊。
花を酢の物にして食べると香りもいいしとてもおいしい。
季節の味わいが待ちどうしい今日このごろでした。
10月21日(土) 禅と同期会
体が極端をきらうようになってきているというのにだんだん気候が厳しくなってくる気がする。
やはり地球温暖化の影響だろうか。
言い訳はともかく、今日は東京の方で前の会社の同期会。久々に出てみる。
早めに出て上野の東京国立博物館に行って「禅」と題する展示会を見てきた。
禅にはなぜか昔から興味がある。かといって自分でやるわけではないが。
まずは上野公園の散歩。
近いうちお互い生きているのを祝し会うようになるんだろうな。
10月15日(土) 憧れと感動、そして志
ノーベル化学賞受賞者の野依(のより)良治先生の講演の題目である。
講義の内容は学術的なことよりも先生の人生や研究者としての経験などから得た貴重な思いを述べられ、もちろん面白くもあったが、もっと若い頃に聞いていればもう少しましなことができたかもしれないというほどのものだった。でもちょっぴり残念なことに平均年齢73歳という町民大学生初め多くの聴講生の多くが年寄り。ほとんど皆もう終わりに近い。
そうはいってもまだ少し残り時間はあるようなので、先生が大事と言っていた好奇心、思い入れ、自学、誇り、畏敬の念その他いろいろ発揮していこうかな。
特に最近暑い寒い雨が降ってると理由をつけて活動がにぶっている今日このごろ、思い切り喝を入れられた思いだ。
...というわけで久々にホームページ更新。続くといいな。
7月30日 梅雨明け、そして祭りの始まり
暑いので部屋にクーラーをかけて窓から外を眺めていると沖に大きな船が行く。
時折沖をこんな船が通るが、どうやら客船らしい。望遠鏡で見てみるとASUKA IIと書いてある。
調べてみたら日本国内はおろか世界各地を巡る豪華客船で、一度乗ってみたいとは思うが10万円の単位だから...無理。
でもこんな客船でのんびりと日本各地を旅行したら楽しかろうな。飛行機だ新幹線だと速ければいいというのとはちょっと趣きがちがうな。
今日は温泉街でサンバパレードがあり、見にいってみた。
夏の祭りと言えば盆踊りだが、ある程度現代人として育った私には盆踊りのテンポよりサンバ踊りのテンポの方がどうも合っているようだ。踊りの動きも定型化していないところがいい。...などといろいろ理屈をつけると言い訳がましく聞こえるからこれ以上は言わないが...
7月20ー21日 草津温泉と善光寺
当時とほとんど変わらない味だったように思う。思わず記念に写真をとってしまった。
おもしろいと思ったのは品種改良したという桑の木。なんと見事にしだれている。これなら葉っぱもとりやすかろう。
ちょうど大河ドラマ真田丸にあやかって真田幸村やその関連の展示、イベントなどをやっていた。
暑い中一回りしたらけっこう疲れてしまった。体力落ちたな。
やはり温泉はいい。湯河原に住んで他の温泉をありがたがるのもおかしいようだけど、温泉というのはふだんの生活を離れて遠くへ行って入るからこそありがたいのだということに最近気がついた。どうも温泉そのものの価値というのではないようだ。地元の温泉に入ってもこの解放感というのが感じられない。おそらく草津の人も同じだろう。
次の日は小布施と善光寺。
小布施ではもう歩き回らずに北斎館でやっていた北斎と広重なる展示を見、善光寺ではひたすら信心してきた。
おみやげもいろいろ。だいたいどこも同じようなものだが今回の逸品は「かいこの王国」と題したチョコレート。その見た目の不気味さが気に入った。女の子もおもしろがってけっこう買っていた。食べてみると味も逸品。こういうおみやげを見つけるとうれしくなるね。
7月16日(土) 町民大学講座:宇宙への挑戦
精神年齢がいまだ少年の私としてはこういう話は大好きだ。
講師はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の大川氏。
まずは人類と宇宙とのつながりの歴史から始まる。
本格的な宇宙へのチャレンジが始まったのはソ連のスプートニク衛星の頃、今から60年ほど前。ちょうどそのころ子供だった私は人工衛星が上空を通るというニュースで夕焼けの空を小さく光る点が動いていくのを見て興奮した記憶がありありとよみがえってきた。そしてアメリカの月面着陸。これも非常な興奮を覚えながら見ていた記憶がある。
そして宇宙に関する数々の疑問、「宇宙はどのように始まり現在の姿になったのか?」、「宇宙は何でできているのか?」、「地球はどのように誕生し生命が生まれたのか?」、....、そして「地球環境や人類の未来はどうなるのか?」
こんな疑問とJAXAの活動とのかかわりあいやその成果などをとてもわかりやすく説明してくれたし、スライドや動画の画像を見るだけでも夢がかきたてられる思いだった。
で、帰ってさっそくパソコンで宇宙ものを検索していろいろ見ている。銀河や星雲などの写真、ビッグバン、ブラックホール、超弦理論などけっこう興味は尽きない。
6月18日(土) 町民大学講座:歴史の裏話
今日の講義は細川護熙(ほそかわもりひろ)氏の「歴史の裏話」。これはけっこうおもしろかった。
知る人ぞ知る...みんな知ってるか?...細川護熙氏は先に総理大臣を勤め、さらに戦国大名細川忠興から続く大名家の家柄であり(26代目とのこと)、家にはさまざまな言い伝えや古文書、文化財などが伝えられているそうだ。現在は湯河原に住んで陶芸家、時に画家として活躍している。
今日はそんな細川家に伝わる歴史の教科書などには載っていないおもしろい話をいろいろ聞かせていただいた。
さすがは大名家、その昔は情報収集に山伏集団などを擁していたとか、あるいは代々の当主選びやその教育には独自の方法があったことや、宮本武蔵のいろんな逸話や裏話、最近膨大にある古文書を解読してきてわかってきたずっこけ話などなど普通には知ることのできない話がたくさんあった。
学校のころ歴史の授業と言えば年号や名前をとにかく覚えるのにせいいっぱいで歴史がおもしろとは全然思わなかった。
こんな話を交えた授業だったらもっと歴史が好きになっていたかもしれんな。それに裏の歴史を探るというのも面白いもんだな。
5月14日 下部温泉
今年は山梨県身延町の下部温泉。古くは武田信玄公の隠し湯として知られた山奥の温泉で、なんで隠したかというと近くで金がとれたらしい。
近くには微笑仏と呼ばれる仏像を彫ったことで知られる木喰上人生誕の地もあり、少し早く着いたのでそこへ行ってみた。
微笑館では展示を見て山梨県の生んだ偉人の生涯とその心に触れ、その苦労を偲び思わず涙したのでした。
その後下部温泉へと行き昔の仲間とゆったりと温泉に浸かって人生の疲れを癒し、明日への活力を得べく盛大に宴会をしてきた。
5月連休 秋田へ
前回2013年とまったく同じパターンで4月30日高速の深夜割引をきかすべく2時出発。
お見舞いをしたりちょこっと周辺を回ったりして5月3日帰宅。
ついでにちょっと東北の春とおいしい海山の幸を楽しんできた。
じいちゃんばあちゃんも歳でもういつ会えなくなるかわからない。
今後はこまめに行かなくてはならないかな。いつまでも元気でいてほしいとは思うのだが。
4月16日(土) 大学初講座
テレビでは九州の地震の被害を報道していたが、大きな被害が出ませんようにと祈りつつ昼過ぎ会場へと。
今回は湯河原町民大学開講60周年記念オープニング講座ということで無料一般公開、しかも内容が気楽なものとあってかけっこう多くの人が来ていた。
生徒は年寄りが多くぴちぴちの女子大生はいないが、講義内容重視ということでまあよしとしよう。
4月3日(日) 桜と小田原おでんサミット
先週はちょっと早すぎて桜は咲いていなかったがもう咲いただろうとまた散歩がてら桜を見に小田原城へと行ってみた。
今日はおでんサミットというのをやっている。
なんでおでんかというと小田原は練り製品のメーカーがいくつもあり、蒲鉾、竹輪などのほかにおでんの種の生産も盛んなので恒例行事になったらしい。
おでんサミットのようすを少し紹介しよう。
先日土地の古老と東京は満開だと言うのにこっちは遅いねという話をしたら、昔は同じか小田原の方が早かったが東京の桜のほうがだんだん早く咲くようになったようだと言っていた。そういうこともあるのかな。
伊豆近辺には河津桜など早咲きの桜も多く2月ころには咲いている。でもまだ寒いのでいまいちありがたくない。
やはり春の陽気に誘われて出かけたくなる今頃に咲くのがいいな。
「時を得て」というのはこういうことだな。きっと。
3月27日(日) 花のない桜まつり
じつは昨日今日と「小田原かまぼこ桜まつり」というのをやっていて、今勤めている会社(かまぼこ屋)も出店しているので応援の顔見せもせねばなるまい。
で、桜はというとなんと...なんと、まだ全く咲いていない。
東京より小田原の方が暖かいのにと思ったが、昔、冬がうんと寒い時の方がさくらんぼの開花は早いというようなことを聞いたのを思い出した。今年の冬は暖かかったから桜もそうなのかもしれない。
来週また天気がよくて気が向いたら行ってみよう。
3月9日(水) 大学入学
その方のホームページ(福沢正男のWeblog 天人午睡)を見て、感心した。
なんといろんな分野に見識の深い人だ!文学、哲学、音楽、数学、歴史や社会問題、さらには漫画も書いて英語のページまで作っている。
これは負けてはいられない...などと大それたことは言わないが、少し見習わなくてはなるまい。
そんなことを思っていたらちょうど町の広報に「湯河原町民大学」なる講座の生徒募集の案内があったのでさっそく申し込んできた。
内容も音楽、文学、科学、歴史、美術...といろいろあって幅広く、講師も錚々たる人たちだからかなりのレベルアップが期待できるぞ。
一年後には私はきっと見るからに知性と教養あふれる人になっているであろう。(...今でも多少の痴性と狂様はあるようだが。)
3月2日(水) 梅の花
で、ホームセンターに行ったら小さな梅の鉢を売っていた。しだれ梅と書いてある。
梅といえば春を告げる花としてめでたいということもあり、なんとなく植えてみたくなって買ってきた。
紅白あったが赤い方がなんだか暖かそうな感じがしたので赤いのを買った。
しばらくは居間から見えるようにベランダに置いて楽しんでそれから植えよう。
小さな木でまだ花は少ないがそのうち大きく育っていっぱい花をつけるといいな。美もなるかな。
最近なぜだか花の咲くのに敏感になってきた。若いころは花を見ても「おお、きれいに咲いているな。」としか思わなかったが、最近はそれに加えて妙に時の流れというものを感じる。
春の花、梅に始まり特に桜のあたりでその感が強い。暖かくなって満開になった桜の下を歩くとき、生きていることへの感謝の気持ちがこみ上げてくるのは歳をとったせいなのだろうか。