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2018年日記 |
2018年1月1日 開始 | ごく稀に更新 |
我と、わが家族の生きた証しを永遠に記録すべく、 ここに倉金家ホームページを立ち上げるものなり。 などとたいそうなことを申しておりますが、実はただ単に ホームページ遊びをしてるだけなんでございます。はい。 |
10月4日~5日 京都嵐山
途中で退職した私も仲間に入れてもらっている。ありがたいことだ。
今回は京都。
京都といえば観光をはじめおいしい京料理やお酒、それに何といっても雰囲気がいい。
しか今回は嵯峨嵐山だという。
先日肺炎で入院して退院はしたもののまだ自宅療養中、ではあるが、行かない手はない。
ごくごくおとなしくしている分には格別問題はないだろう。
ということで、2日間の京都旅行。 → 京都で同期会(ページ流用、新しいWindowで開きます。)
行ってみると京都は平日だというのにとにかく多くの観光客で賑わっている。外国人もすごく多い。
街を歩いてみると街あるいは地域ぐるみで集客のためのあの手この手の仕掛けをやっている。
こうして地域そのものの魅力ができていく。
一昔前われわれの時代は、そこそこのレジャー要素と温泉や料理があれば人は来たかもしれないが、今からは変わっていくだろうなあ。
9月4日(火) 病気入院
ここ湯河原は都心よりだいぶ涼しいとは言え、やはり暑い。
7月中頃に琵琶湖観光に行ったころから夏バテし始めた。体が少し重い。
7月末ころには完全に夏バテしていたところにどうやら夏風邪をひいたらしい。
まず咳が出始めた。特に寝ていて夜中に咳が出て目が覚める。
そのうち少し熱が出て頭が痛くなる、体がだるくなり動く気がしなくなる、関節が少し痛くなる、食欲がなくなる。じわじわといろんな症状が進行していく。すこし良くなったと思ったらすぐぶり返してさらに悪化する。
ただ寝込むほどでもない。おとなしく生活していれば充分耐えられる。
でも全然よくなってこないので、8月お盆前、念のためにと思ってついに病院に行った。
場所は湯河原で名の知れた湯河原胃腸病院。さっそくいろいろと検査をされた。
そしたらなんと肺炎を起こしておりその場で即入院ということになってしまった。
感染予防の個室に入れられ病室外無用の出歩き禁止(行っていいのはトイレのみ)、常時2本の点滴、たくさんの薬を飲んだり貼ったり吸引したり。
一週間ほどしたら普通の病室に移れたが、さらに点滴と薬は続いた。
それでも数人いる看護婦さんは皆元気で明るい。
さらには決して単なる病人あつかいなどはせず、とても親身になって会話も楽しくやさしくお世話もしてくれる。
だから皆さらにチャーミングで美人ぞろいに見えてくる。
これなら仮に退院できなくても最後心地よく往生できるというもんだ。
この病院はほんとうに患者のことを考えてくれてるんだなあ。
...などと思っているうち、幸いなことに8月30日に17日ぶりにめでたく退院できることにはなった。
ただしまだたくさんの薬を飲んで自宅療養し、月に一二回行って検査して完治していればOKということだけど。
昨今免疫力が思い切り低下しているみたいだ。それに肺炎の予防注射ちゃんと受けていたのにあまり効果なかったな。単なる夏バテだの風邪だのなどともうばかにはできない。
それに加えて血液検査だレントゲンだCTだといろいろ検査をしたら肝臓腎臓の機能不全、胆石、その他いろいろ問題が発見されて、しばらく病院通いになりそう。
さてこの先どうなりますことやら。
7月18-19日 琵琶湖
そんな中、琵琶湖周辺へと。
実は会社の社員旅行なのだが、団体料金にさらに会社からの補助が相当あると見えてすごく安い。
個人で行く費用の1/3くらいで行ける。行かない手はない。
今回は琵琶湖周辺。
行ったところの写真などいくつか。
一日目は滋賀県長浜市の黒壁スクエア、彦根城などを見て琵琶湖温泉。
続いて二日目は近江八幡近辺を散策。
おじさんは見るだけで満足してあまりお金は使わないということだな。自分がそうだからね。
楽しかったけどとにかく暑かった。若い人たちは暑いといいながらもとっとこ行くのについて行くのがやっと。
必死の思いで散策コースを回っては冷房の効いたバスの中でぐったりの繰り返し。
体力低下に加えて体の体温調節機能も相当衰えてきているらしい。
ちなみにマラソンしている人はわりと平気な顔をしていたので、やっぱりもう少し日々の鍛錬が必要だな。反省。
6月24日(日) 高校同期会
すでに亡くなった方も幾人かいるが、たくさんの人が集まった。
はや50年かー。
まだまだ元気に活躍している御仁もいるが、多くの人はもう定年している。社会との縁もだんだん少なくなると昔の縁のある人に会いたくなるもんだ。
人は常に社会の中で生きていると実感する。
この平和な国日本に生まれてこの50年、一時の不況はあったが高度成長の恩恵に浴し、今こうして平和を堪能している。
ただただ感謝するほかはない。
5月22日(火) 与 勇輝 人形展
横浜高島屋でやっている与 勇輝(あたえ ゆうき)という人の人形展。
平日だというのに入場券を買うのに数十分の行列。先日行った横山大観さんも真っ青というくらいすごい人気だ。
人形といえば子供のおもちゃか飾り物、はたまた縁起物かという程度の認識しかなかった私にとってこの展覧会は衝撃であった。
どの人形も観る人に語りかけてくるあるいは訴えかけてくるようで、へたな絵画彫刻など足元にも及ばないと言ったら大げさか。
多くの人がそんな感想をもつだろう。大人気なのもあたりまえと思える。
これ以上は多くは語らない。みなさんに自分の目で見ていただくことをおすすめする。
せめてパンフを。
5月20日(日) 横山大観展
27日まで東京国立近代美術館でやっている。
天気もいいのでちょっと寄り道して有楽町の大江戸骨董市へ。
しばらくこなかったがさほど変わらんだろうと思っていったら店や物はさほど変わらないがお客の様子がだいぶ変わっている。外国の人がやたらと多い。
最近髪を染めた日本人も多いが、やはり本物の金髪は品格がちがうなあと感心し本物の金髪の人は頭髪以外もやはり金髪なのかなあなどと素朴な疑問をいだきながら回っていると、な、なんと、どう見ても英語などとは無縁そうな骨董屋のオヤジが外人さん相手に英語(たぶん)で説明などしているではないか。
世の中すごい勢いで変わっていくぞ!
暑いの寒いのと言って家に閉じこもっているとあっという間においていかれるぞ...
思わずそう思ったのでした。
やはり日曜日とあってけっこう混んでいて少し並んだ。
単に日本画の伝統にとらわれず当初の不評のもめがず新しい技法、新しい表現を追求し、そしてなにより私のような凡人にもわかりやすい絵を描いたというところが好きだ。(観る人に、どうだ、おまえにはわかんねーだろうと言っているような絵は私は嫌いなのです。)
かの有名な生々流転絵巻のところは絵巻より長いくらい人が並んでいたが、がんばって見てきた(2回めだけど)。
昔にくらべてだいぶ老眼が進んでこまかいところは見えなくなっているけど、むしろそれでちょうどよく見えてる気もした。
写真は撮れなかったのでせめてパンフレットでも載せておこう。
5月4日(金) みどりの日:樹を育てよう
今日はみどりの日。何か樹を植えて育てよう...と思ったけど我が家には庭がほとんどないのでもう何も植えられない。せめてパソコンで樹を育ててあげよう。
実は少し前から樹を描くプログラムを作って遊んでいる。そうは言ってやってみるとなかなか奥深い。
樹は年とともに成長する。枝を伸ばす、太くなる、葉っぱをつける、...。こんなのはあたりまえだからすぐわかる。
ではどんなふうに、どれくらい? ...ここからが問題。
実際の樹を見てどういうルールで成長していくのだろうかなどと考え、それを表せそうな数式を作って係数を合わせ込んでいくのだが意外と簡単ではない。
残念ながら最新の理論、相対性理論や量子論すらも全く役には立たない(ほんとはよく知らないけど)。役に立ったのは「りんごは木から落ちる」、すなわち地面に向かって重力が作用しており枝が下に曲がることがあるという程度。
あとは実際の樹と比べながらひたすら試行錯誤のみ。一部の樹についてだが何とか見た目もっともらしい樹形が描けるようになった。
プログラムはこれ→ 樹を描く。プログラムはブラウザでそのまま実行できます。
でも1本の樹をかくのにけっこうな時間が(数時間とか丸1日とか)かかるのでそのつもりで、暇なひとのみ限定。実際に樹を育てるよりは速いけど...
以下、それで描いた樹の画像。
乱数を使って描くのでなかなか思いどおりの均整のとれたいい形にはならないが、ほぼ樹の雰囲気が出ていればよしとしよう。
これらは普通の樹とはまた違った成長ルールをもっていると思われる。
さらに細かくこれらの成長ルールを追求してみたい気もするがきりがなさそうなので、まあ、そこそこ普通の樹が描けたところでよしとしよう。
何の役にたつのかと言えば、いつも樹の剪定をするのにものすごく迷うので、描かれた樹を見てこの枝はこう剪定した方がいいかななどと剪定の修練をするのに少し役立てたり、あるいは乱数で描くので思わぬ形になることがあり、あ、こういう形もいいななどと参考にしたりする。
樹を描くプログラム以外にも、もう少しまともなプログラムもあります。→計算用紙
4月8日(日) 箱根ガラスの森
箱根ガラスの森というところに行ってみた。
なんでもきらきらのガラス細工がいっぱいあるらしい。で、女の子が連れだってくるらしい。二重に見応えがあるはずだ...などと思いながら。
場所は箱根の上の方、湯河原からは車で1時間くらい。
主体は中世ヴェネチアングラスのいわば美術館のようなものだが、箱根の森の庭園や各種イベント等組み合わせていろいろ楽しめるよう工夫し集客を狙っている。
3月25日(日) 桜が咲いた
桜が咲いてなどと一見風流なことを言ってはいるが、実のところ暖くなったという深層心理の中の幸福度が重要で、それでうれしいらしいということに今頃になってやっと気が付いた。体が元気で寒さも平気な若いころにはむしろ気がつきにくく歳をとったということかいな...?
乱数を使って樹を成長させるのでなかなかかっこいい姿にはならないが、まあ雰囲気は出ていると言えるだろう。
いろんな樹をどうしてこんなふうになるのだろうと考えながらプログラムして描いて試してみるのもおもしろい。
1月22日(月) 雪景色
午後になって雪が降り出し、ここ湯河原も夕方にはけっこう積もった(左の写真、夕方5時ころ)。
北海道で生まれ育った私には雪にはいろいろ思い出がある。
子供のころ友達と雪合戦をしたり、自分たちだけの秘密のかまくらや雪の洞穴を作ったり、そりのようなもので坂をすべったり、新雪におしっこで字を書いたり、あるいは遊びほうけてしんしんと降る雪の中をさびしく帰ったり...。
雪はまだ降り続いている。湯河原がこんな雪景色になるなんて数年に一度くらいしかない。明日は晴れるというし、すばらしい雪景色になるだろう。
起きてみたら雪はみんな融けていました。
1月1日(元旦) 初日の出
2018年の湯河原はよい天気で元旦を迎えました。
そしてさらには、何よりも、体調よく新年を迎えることができました。
ありがたいことでございます。
とはいえやはり冬は寒いので、目はさめていてもなかなか布団から出られない日々ですが、元旦くらいはお日様より遅く起きては申し訳ないと日の出前に起きてその証拠として撮ったのがこちらの初日の出の写真でございます。→
まあ、なにはともあれ、今年もよろしくお願い申し上げます。