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趣味の部屋/サーバー構築メモ

1. Vine4のインストール

2007年2月16日
現在のインターネットサーバーはVineLinux3.2で動いています。
今度VineLinux4が出たのでバージョンアップをしてみようと思います。
本来自分用のメモという程度の資料です。
細かいことは書き始めるときりがないし面倒なので書いていません。
→サーバーはVine4.1になりました。

3年ほど前から自宅にインターネットサーバーを設置してホームページ遊びをやっています。このインターネットサーバーはVineLinuxというOSで動いていますが、年に一回くらいバージョンアップされます。今回VineLinux3がVineLinux4にバージョンアップされました。

バージョンアップと言ってもWindowsXPがWindowsVistaになるようなもので、必ずしも細かいところは互換性がありません。サーバーとして万全を期するには再構築がベストだと思い新規インストールから開始します。
併せてその経過を今回記録しておこうと思います。

マシン仕様
今回Vine4をインストールするマシンは
NEC Mate MA70H CPU700MHz メモリ512MB HDD 240GB
メモリとHDDは強化してあります。
実は全く同じマシンが2台あり、片方をサーバー、片方をテスト及びバックアップ用に使用しており、まずはテスト用マシンにインストールします。うまくいったらそのままサーバーマシンと入れ替えます。
これらのマシンは秋葉原で中古を一台1万円ほどで買ってきてメモリとハードディスクを増強したもので、遊びのインターネットサーバーとしては充分使えます。

準備
インストールCDを準備する以外特に何もありません。本の付録のを使います。
ただ以前NECのパソコンにVine以外のLinuxをインストールする際USBキーボードとマウスがうまく働かないことがあり、キーボードとマウスはPS2タイプに切り替えBIOSのUSBレガシー機能は停止してあります。現在はそのままでも大丈夫かもしれません。

インストール開始
インストールCDを入れ、PCを起動。グラフィカルインストールを行います。
いろいろと設定がありますが、失敗やテストも含めるともう何十回もやっているので慣れたもんです。
設定メモをページの最後に添付。
インストールが完了したらCD-ROMを取り出し、再起動します。

再起動
再起動すると例によって Starting ....: [ OK ]の文字がずらずらと表示され、やがてログイン画面になります。
IDとパスワードを入れてログインするとGNOMEのデスクトップが表示されます。

これでいちおうインストールは完了。インストールそのものはすごく簡単です。
順次システムやサーバーなどの各機能のセットアップを開始します。
これからが長い道のりです。
順次掲載していきます。



インストール設定メモ
言語の選択
 → 日本語
キーボード設定
 → Japanese
アップグレードの検証
 → インストール...Vine3.2が入っているのでアップグレードの選択が出てきますが、今回HDDのパーティション構成を変更したいこともあって新規にインストールすることにします。
インストールの種類
 → 全てインストール
ディスクパーティションの設定
 → Disk Druid を使用して手動パーティション設定
ディスクの設定
 → 今回は以下のように設定
/boot100MB
/7GB
swap1GB
/home60GB
/usr20GB
/var20GB
残り(130GB)はホームサーバー用に使います。
ブートローダーの設定
 → ディフォルトのGRUBを使用。
ネットワークの設定
 → ネットワークデバイスは我が家はルータを使っており、それに合わせてeth0を起動時アクティブに。とりあえずDHCPにしておく。(あとで変える)
ホスト名は手動設定にし、ここで決めて入力。
ホスト名はインストールの際に設定に取り込まれてしまうことがあるようなのでここで決めておきます。
ちなみにこちらのマシンはjiji.iroribata.netで、今動いているサーバーはbaba.iroribata.netです。
ファイアウォール設定
 → いちおう「ファイアウォールを有効にする」にし、すべてのサービスを選択しておきます。
追加の言語サポート
 → システム標準言語:日本語、追加言語:Japaneseを選択
タイムゾーン
 → Asia/Tokyo
Rootパスワードの設定...
 → Rootパスワードと一般ユーザアカウント、パスワードを設定
インストールパッケージの設定
 → 確実に使わないパッケージは除くなど多少カスタマイズしましたがほとんどのパッケージをそのまま入れました。

これらの設定を終えてあとは「インストール」をクリック。
30分くらいこぶ茶など飲んで戻るとパッケージがインストールされています。
次の設定画面に移行します。
Xのカスタム設定
 → 画面の解像度をモニターに合わせて設定。ログインはグラフィカルを選択。

以上で基本的なインストール作業は完了。