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趣味の部屋/インターネットサーバー/サーバー構築メモ

2.ソフトのアップグレード

2007年2月18日
インストールが完了したらまずはインターネットに接続し、パッケージのアップグレードを取り込みます。
新バージョンになってしばらくの間はわりと頻繁にアップデートがなされるのですぐやっておいたほうがいいようです。


インターネットに接続
DHCPで自動の設定にしてあるので(ルータもそうなっている)そのままインターネットに繋がるはずです。
ブラウザのFirefoxを起動したらすんなり Vine Linux ホームページ に繋がりました。
インターネット接続はOKです。

サーバーとして立ち上げるにはIPアドレスを固定しなくてはなりません。
DHCPで問題なくインターネットに繋がったのを確認してマシンのIPアドレスを固定します。
メニューのデスクトップ−システム管理−ネットワークの管理から設定。
IPアドレスを以前の192.168.1.3に固定します。ルーターの方は前の設定のままになっているのでそのままOK。

パッケージのアップグレード
アップグレードはいつもsynapticというソフトを使って行っていたので今回もそうします。
Root Terminalから
# synaptic [Enter] と打ち込みます。
synapticのグラフィカル画面が出ますので、「再読込」してインストール済みのパッケージを「全てアップグレード」します。

もしsynapticが入っていなかったら
/etc/apt/sources.list を編集し、バージョンの4.0のところを4.1に変更後
#apt-get update
#apt-get dist-upgrade とやればよいのです。
時折設定ファイルを更新したお知らせ
warning: /etc/apt/sources.list created as /etc/apt/sources.list.rpmnew
といったのが出ますので、あとで適用の可否を検討して対応します。

Failedメッセージ
ちょっと気になることがありました。システムをシャットダウンするとき、
Stopping irqbalance: [ Failed ]
というメッセージが出るのに気がつきました。

これはマルチCPUシステムのCPU割込を制御するプログラムで、今回インストールしたマシンはマルチCPUではないのでこのようなメッセージが出るようです。
気にしなければいいのですが、緑の [ OK ] だけがずらずらと並んだ方が気分がいいので、出ないようにします。

要はirqbalanceを起動させなければいいので、rootコンソールから
#chkconfig irqbalance off
ついでに使っていないRAID関係のサービスをoff
#chkconfig mdmonitor off
#chkconfig mdmpd off

以上でインストール後の基本設定とアップグレードを完了。