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昔の日記

2013年日記

2013年1月1日 開始 ごくまれに更新
 おかげさまで今年も無事過ごせました。
だんだん活力がなくなってくるのをしみじみ感じる今日このごろですが、来年はもう少しがんばりたいと思います。来年は何かおもしろいことないかなあ。

2013年の日記です。新しい記事が上になっています。
...ただし不精なのでめったなことで更新はありません。

12月29日(日) 年の瀬
 今年ももうじき終わり。だんだん月日の経つのが早く感じられるなあ。
天気もよく暖かいので久々にお出かけ。
サントリー美術館で「天上の舞 飛天の美」を見る。
実は以前平等院鳳凰堂に行ったときこの飛天を見てその美しさに心打たれた記憶がある。
そのときは高いところにあったので細かいところまでは見えなかったが、今回間近に見ることができた。
でも鳳凰堂で見たときの方が雰囲気的には感動が大きかったようにも思う。やはりあるべきところにあったからなのだろうか。
 そのあとアメ横に行って買出し。さすがにすごい混雑。でもこれで正月少しおいしいものが食べれるな。
来年もいい年でありますように。

12月5日(日) 日本画の巨匠展
 ここしばらく新しいインターネットサーバーの構築、切り換え、調整をやっていたがほぼ完了。また年末恒例の年賀状もすこしめどがついた。
今日は天気もいいし中休みにと熱海のMOA美術館に行ってみた。
「日本画の巨匠 - 大観・春草・玉堂・栖鳳- 」というなんとも豪華な展示会をやっている。しばしじっくりとめったに見られない作品を見て、おまけに音楽会もやっていたので聴いてきた。
つかのまの休息といったところ。

10月9日(水) インターネットサーバー構築中
 9月上旬ころ大雨が降って雷が鳴って近くに落雷したらしく停電。そのあとインターネットサーバーが不調。固まったり反応がおかしかったりする。どうやらハード的なダメージを受けたように思われた。(あとでわかったがディスク2台のうち1台がおかしくなっていた。)
 いつ完全にこわれるかわからない状況なので、新しいサーバー用にコンピュータを注文。ちょっと特殊仕様なので3週間待ってやっと今月4日に届いた。さっそく新しいインターネットサーバーを構築中。
 すがすがしい秋晴れの日でも散歩にも出ずに必死にぱそぱそと。眼も頭も衰えているのでだいぶきびしい。
今月中にできるといいな。

9月25日(水)〜26日(木) 東北大震災復興ボランティア
 あの大地震と大津波から2年半が経つ。しかし地震と津波で大きな被害を受けた現地ではまだまだ元の暮らしには戻っていないと聞く。
今回会社で復興支援のボランティアを募集、少しでも世のため人のためと私も応募し行くことにした。

 25日朝9時小田原を出発、総勢14人。ところが東名高速に入る少し前の小田原厚木道路で事故か何かのため2時間の大渋滞。目的地の仙台に着いたのはもう夕方になってしまっていた。で、一日目はかの有名な仙台の笹かまぼこの店などを軽く見学。蒲鉾会社のことだから少しでも仕事の参考になればとの配慮か。
 渋滞で遅れたためあまり時間はなかった。この日は早々にホテルに。
でも夕食は仙台名物牛タンをメインに豪華な酒盛りとなった。

 次の日はいよいよ復興支援ボランティア。バスで被災地へと向かう。
窓から見える被災地の様子にしばし唖然。ところどころに一階部分が無惨に壊れた家や建物、そして雑草の茂る中に多くの建物の土台、作物のない荒れた農地。ところどころに瓦礫の山が積まれている。
 バスはしばらく目を疑うようなこんな風景の中を走り、今日のボランティアの目的地若林地区へと着いた。ここは先ほどの場所よりは海から遠いがやはり津波の被害を受けたようだ。
荒地も多いが一部の畑は復活したように作物が植えられている。
 作業の内容は畑の小瓦礫の撤去。特に大きなものや重いものは片付けられているが、タイル、ガラス、金属、コンクリートや石などが散乱しており、こういったものがあると農耕機械が入れられないのだとか。
表面だけではなく土の中にも埋まっているので少し堀り返してすべて取り除く。いまのとこ人力でやるしかないようだ。

 幸い天気予報では雨だったのが雨は降らず涼しいというか少し寒いくらいの天気。
あまりやったことがないような作業だがさほど重労働というわけではない。
 たまたま今回のところは瓦礫が非常に少なく土も軟らかかったのでやりやすかった(と地元ボランティアの人も言っていた)。それでも20人近くの人でこの日できたのは20メートル四方くらいだろうか。周りの広大な土地をこんなふうにやっていたらあと10年ではとても終わるまい。

 土を掘り返してふるいにかけて小さな瓦礫も取り除けるような機械を作ってそれでやればよさそうに思うのだが(芋掘り機みたいなもんだろうしもうすでにあるのかも)、でもここから先は農家が自分で(もちろん自前で、あるいはボランティア頼みで)やらなくてはいけない状況だとしたら...。おそらくそうなのだろう。

 国や自治体などの支援は充分に被災者に届いてはいないようだ。手が回らないのかお金が足りないのかはわからないが。
せめて微々たる私の協力が少しでもお役に立てばと願いつつ、多少複雑な思いで帰ってきたのでした。

9月22日(日) 日本伝統工芸展
 ここのところ急に涼しくなり暑い間食欲も落ちてだるかった体にいくぶん元気がよみがえってきた。今年の夏は例年になく厳しかったと感じるのは体が衰えたせいだろうか。
 で、久々にお出かけ。ちょうどテレビを見ていたら「日本伝統工芸展」の案内をやっていたので行ってみた。今までも時折見にいってそのたびごとに最高の技に感心してくる。
場所は日本橋三越。東京駅から歩いたら久々だったので少し迷ったがちょうどいい散歩。
 受け継いで、それを次につなぐための作者の修練と創意、工夫、そして葛藤。伝統工芸とは言えその進展に決して終わりはないようだ。すべてのものがそうだろう。そんな思いを抱きながら見てきた。

7月17日(水)〜18日(木) お伊勢参り
 17日(水)、18日(木)の両日、会社の社員旅行。今回はお伊勢参り。
二見ヶ浦、鳥羽水族館などを見てホテルで大宴会。翌日神宮に参拝。御饌御神楽での参拝とあって30分ほど正座。関節が固くなっているのでちょっとしんどかったけど。
そのあとおはらい町、おかげ横町など散策して存分に楽しんでまいりました。

 神宮は今年式年遷宮で今は新しいお宮を造営中。
稲作がいきわたり海の幸山の幸に恵まれて人々の暮らしが豊かになり、その感謝とともに様々な技術を後生に伝え、いつまでも国が繁栄するようにとの願いを込めて継承されてきた式年遷宮。こうした先祖の思いによって我々が今幸せに暮らすことができる感謝の念を感じずにはいられない。

6月26日 栂池高原の水ばしょう
 栂池というところで40年前社会人として入社した会社の同期の人たちが集まった。
一日目は久々の再会とお互いの無事、健康を祝して宴会。
二日目、せっかく来たのだからと、物好きな私は山の上の栂池高原にある栂池自然園へと行ってみた。そこは今まさに雪融けと水ばしょうの盛り。
あいにく小雨と雲の中で雪をかぶった山々の景色は見れなかったが水ばしょうの群落を見てきた。
→ 栂池高原の水ばしょう

5月12日(日)〜14日(火) 秋田へ
 秋田のじいちゃん(女房の父)が入院手術とのことでお見舞いがてら秋田へ行った。
幸い大事なく経過も良好で来週には退院できる見込み。

 せっかく行ったのだからと鳥海山麓の仁賀保高原,天然記念物獅子ヶ鼻湿原、名勝奈曽の滝など見物して、さらにはおみやげに山菜をもらったり買ったりして帰ってきた。こちらでは入手できない山菜もあり、今その味を楽しんでいる。
→旅行記/2013年5月 秋田旅行

3月16日(土) 観梅
 暖かくなってやっと体が冬眠から目覚めたようだ。
 桜がそろそろ咲出そうかという今日この頃だが、今年は天気が悪かったり用事があったりでまだ毎年恒例の梅見をしていないのに気がついて、おそまきながら湯河原の梅園へ行ってみた。麓から40分ほどかけて散歩しながら梅園のある幕山公園まで歩く。梅の宴なる催しは明日までだが案内の看板には見頃は過ぎましたとある。
 別に毎年恒例にしているからどうしてもというわけでもないが、行きたくなるのは今年も無事にまたこの季節を迎えられたという喜びのためだろうか。
「年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず ....」
 梅林にいくとけっこう人が多い。駐車場は満杯。
梅の花はと見ると、ずいぶん散ってしまってもう残り花だがこの風情もよしとしよう。
天気がよく暖かなので梅林の坂道を歩くと汗ばむほど。春のうららかなひとときを満喫してきた。

3月11日(月) 桜
 会社のすぐ傍の川の土手に10年ほど前桜の木を植えていた。親指ほどの太さの1m位の高さの小さな木だったが今はもう直径30cm、高さは10m位に育って立派に花を咲かせている。
早咲の桜で河津桜という種類らしいが、伊豆やこの近辺にはけっこう植えられていてソメイヨシノより一足早く、少し寒い中さあ春がくるぞとばかりに咲いている。やがて春の陽気のまっただ中ソメイヨシノも満開になるだろう。
木を植えていた当時はこんな立派な桜を見られるとは思ってもいなかった。
 今日3月11日は東北大震災のあった日。あれから2年経った。
この桜の木のように早く復興して立派な花を咲かせてほしい。
月日の経つのは早いものだが、こうして今年の桜を見ることができたことはまさに幸せ。最近季節の移ろいを感じるたびに何故かそんなことを思う。

2月2日(土) ふきのとうと福寿草
 今日の朝まだ雨が残っていたが午後からは晴れて陽が差し、なぜかとても温かい。
外に出て庭を見るとふきのとうが出ていた。さらには福寿草の芽がでて花が一輪咲いている。
春だなー。
 女房にふきのとうがでたよーというとさっそく採ってすぐにふきみそになって晩ご飯にいただきました。
口いっぱいに春の香りが広がり、体が冬眠から覚めていくのを感じたのでした。

1月2日(水) 箱根マラソン
 今日は箱根マラソンがある。いつの間にか見に行く話になっているようだ。外を見ると陽が照ってはいるが寒そうな風がびゅうびゅう吹いている。で、テレビで見ようと提案したらいとも簡単に一蹴された。拒否すると新年早々今年も「不精者!」の烙印を押されかねない。
 小田原に着くとけっこう人が見にきている。よく見えるようにと曲り角の交差点で寒風の中をしばらく待っていると、トップの走者が来てそのあとぽつりぽつりと、あるいは幾人かデッドヒートしながら元気に走っていく。
若者たちよ、がんばってくれ!この経験は必ず人生に生きる!

1月1日 新年に寄せて


明けましておめでとうございます

 あっという間に年が明けた。歳をとるにしたがってだんだん時の過ぎるのが早くなるように感じる。ためしに時計を見て(秒針のあるやつ)すぐ目をつぶって10秒数えたつもりで時計を見ると10秒どころか20秒くらい経っている。(しばらく秒針の動くのをみてしまうとタイミングを覚えてしまうし、余計な意識をしてももちろんだめ。)
体の反応が遅くなっているんだろうなあ。残りの時間を大切にしなくては。

 そう言えば何年か前の新年に「不精はしない」と誓いを立てた。あまり守れてないなあ。
守れない誓いを立ててもしょうがないから今年は守れるのにしよう。
「なるべく不精はしない。」
うん、これならいいだろう。
なるべく できれば だいたい 適当に よろしく ...。
日本語にはいい言葉がたくさんあるなあ。これだけを並べてもちゃんと意味通じるな。

などと正月早々ばかなことを書いているうちに、正月にふさわしいめでたい写真を入れてみたくなった。
で、さっそく御殿場の乙女峠から富士山の写真を撮ってきた。
でもちょっと近すぎ。
山の形と頂上の雪だけで細々した景色が写っていない少し遠くからの写真の方がよかったな。
なぜか富士山は遠くから見る方が崇高に見えるようだ。